2017年11月25日土曜日

教え

いのちをながらえ
老いてゆくということは
わかっているようでわからない

しかし
老いていくということは
こういうこと
すこしずつ
いろいろなところが
うごかなくなって

それはだれにもひとしく訪れる


2年前の母のときにつづいて
そんなことをしっかりと教えてくださっていたのだな
いま、そう感じています

ここ数ヶ月は毎日のようにお会いしましたね
先週は、慰問にうかがった施設の玄関先で
綺麗に咲いたバラと背後に桜の木の落葉
その対比に不思議な感覚をもちました

1980年代の終わりに
SCSミュージカル研究所創設のきっかけをつくってくださり
以来、たくさんのことを教えていただきました

僕たちが「台原のお母さん」と慕っていた
梶賀チイ子さんは
96年の長き時間をしっかりと生きられて
眠るように旅立たれました

たくさんの「教え」をいただきました

ご冥福を心からお祈りいたします
生前何度もたのまれた「葬儀委員長」は
約束通り務めますよ




追記:
SCSミュージカル研究所設立発起人 梶賀チイ子儀 通夜ならびに告別式においては、大変多くの皆さまから弔問和回り、またお供えや弔電をいただいきました。この場をお借りして皆様に心より御礼申し上げます。
私たちSCSは発起人の遺訓をしっかりと受け継ぎ、今後も全力を尽くしてまいります。
何とぞ引き続き倍旧のご支援、ご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。

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